検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Keywords

キーワード選び

検索ボリュームの調べ方と数字の読み方

目次
  1. 検索ボリュームでわかること、わからないこと
  2. Google キーワードプランナーでの調べ方
  3. 検索ボリュームを見る目安の考え方
  4. 季節や話題で数字が変わることに注意する
  5. 複数の言い換えの数字を比べる
  6. 数字を実際の記事選びに使う例
  7. 数字よりも、実績で見直す
  8. ツール間で数字が違うときの考え方
  9. 数字が小さい言葉の価値
  10. 次にやること

検索ボリュームは、ある検索語が1か月に何回ほど検索されているかを示す目安の数字です。ブログのキーワード選びでは、「そもそも検索されている言葉か」を確かめるために使います。ただし、数字は正確な訪問者数ではなく、あくまで目安として読むものです。

ここでは、無料で使えるツールでの調べ方と、数字をどう扱うかを説明します。

検索ボリュームでわかること、わからないこと

検索ボリュームでわかるのは、その言葉の需要の大きさの目安です。ゼロに近い言葉は、記事を書いても読まれる可能性が低いので、候補から外す材料になります。

反対に、わからないこともあります。

  • その言葉で検索した人が、何を知りたがっているか
  • 記事を書いたら、どれくらいの人が自分のサイトに来るか
  • 検索結果の上位に入れるかどうか

検索ボリュームが大きい言葉は、競合も多いのが普通です。月に数万回検索される言葉の1位でも、クリックされる割合は100パーセントではありません。数字をそのままアクセスの見込みに置き換えるのは避けたほうが安全です。

Google キーワードプランナーでの調べ方

無料で使える代表的な方法は、Google 広告の「キーワードプランナー」です。Google 広告のアカウントを作成すれば使えます。広告を出す予定がなくても、キーワードの調査だけに使うことができます。

大まかな流れは次のとおりです。

  1. Google 広告にログインし、ツールの中から「キーワードプランナー」を開く
  2. 「新しいキーワードを見つける」を選び、調べたい語を入力する
  3. 地域を日本、言語を日本語にして結果を表示する

結果には、月間の平均検索数が表示されます。広告を出していないアカウントでは、「1000〜1万」のようにおおまかな範囲で示されることがあります。範囲でしかわからない場合は、数字の細かい差を気にせず、桁の違いだけを見ます。

検索ボリュームを見る目安の考え方

どの数字が良いかに決まった基準はありません。ブログの規模や分野によって、現実的な目標が違うためです。考え方の例を挙げます。

  • 月に10回以下の言葉は、需要が小さすぎる可能性があるので、他の候補との組み合わせで検討する
  • 月に数百〜数千の言葉は、新しいブログでも狙いやすい範囲であることが多い
  • 月に数万を超える言葉は、競合が強いことが多いので、より具体的な語に分けて狙う

この目安は、あくまで一般的な見方です。分野によっては、検索数が少なくても、読者が購入や相談に進みやすい言葉があります。数字だけで決めず、読者の状況とあわせて判断してください。

季節や話題で数字が変わることに注意する

検索ボリュームは、年間の平均で表示されることが多くあります。ところが、言葉によっては特定の時期に集中して検索されます。確定申告に関する語は2月から3月に、年末調整は秋に増えるといった具合です。

こうした言葉は、年間の平均で見ると小さく見えても、ピークの時期には何倍にもなることがあります。時期に左右される言葉を狙うなら、需要が増える1〜2か月前に公開しておくと、検索エンジンに認識される時間を確保できます。

Google トレンドを使うと、言葉ごとの関心の推移をグラフで確認できます。キーワードプランナーの数字とあわせて見ると、季節性があるかどうかを判断しやすくなります。

複数の言い換えの数字を比べる

同じ意味でも、言葉の選び方で検索回数は大きく変わります。「リライト」と「記事の書き直し」、「アクセス解析」と「アクセス分析」のように、言い換えを並べて数字を見比べます。

比べるときは、数字の大きいほうをそのまま採用するのではなく、検索結果を開いて、どちらの語でも同じような記事が並ぶかを確認します。同じ記事が並ぶなら、検索エンジンは同じ意図の言葉として扱っています。その場合は、数字の大きい語を題名に入れ、小さい語を本文中で自然に使えば、両方に対応できます。

数字を実際の記事選びに使う例

数字の使い方をイメージしやすいように、例を挙げます。「ブログ リライト」「ブログ 書き直し」「ブログ 記事 更新」の3つを比べたとします。

キーワードプランナーで、3つの数字を見ると、「ブログ リライト」が最も大きく、「ブログ 書き直し」はそれより小さい範囲にあるとします。ここで、大きいほうだけを選ぶ必要はありません。検索結果を開き、上位が同じ記事なら、検索エンジンは同じ意図として扱っています。その場合は、大きい語を題名に、もう一方を本文の見出しに入れる形で対応できます。

上位の記事が違うなら、別の意図が含まれています。たとえば「記事 更新」の結果に、日付の更新方法の記事が混ざっているなら、リライトとは別の話題です。その場合は、別の記事として扱います。

数字よりも、実績で見直す

キーワードプランナーの数字は、公開前の予測にすぎません。記事を公開して数か月たつと、Search Console で、実際の表示回数とクリック数が見られます。

予測と実績がずれていたら、それは貴重な情報です。予測は小さかったのに表示回数が多い言葉は、需要を見誤っていたことを示します。反対に、予測が大きかったのに表示が少ない言葉は、競合が強いか、意図が合っていない可能性があります。

実績を見て、次の候補の見積もりを調整していくと、ツールの数字に頼りすぎず、自分のブログに合った判断ができるようになります。

ツール間で数字が違うときの考え方

キーワードプランナー以外にも、無料や有料のツールがありますが、同じ言葉でも数字が違って出ることがあります。集計の方法や、データの元が違うためです。

どれが正しいかを決めるのではなく、複数のツールで共通して「大きい」「小さい」と出る言葉を信頼します。ツール同士で食い違うときは、数字を一つに決めようとせず、「だいたいこの範囲」と幅で受け止めます。検索結果を開いて、記事の数や質を確かめるほうが、数字の細かい違いを追うより役に立ちます。

数字が小さい言葉の価値

検索ボリュームが小さい言葉は、見向きもされないことがありますが、価値がないわけではありません。検索する人は少なくても、悩みが具体的で、記事に出会えたときの満足度が高いことがあります。数字の大きさだけで切り捨てず、読者の状況を想像して判断してください。

次にやること

次の作業を試してみてください。

  1. 狙っている候補を5つ選び、キーワードプランナーで検索回数を調べる
  2. 数字を「桁」で分けて、表にまとめる
  3. 検索回数の少ない言葉も、検索結果を開き、実際に記事が存在するかを見る

数字に慣れてくると、ツールを開く前から、おおよその規模感を予想できるようになります。予想と結果を比べる習慣をつけると、キーワード選びの精度が上がっていきます。