検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Keywords

キーワード選び

ロングテールキーワードの探し方と記事への落とし込み

目次
  1. ロングテールが新しいブログに向いている理由
  2. ロングテールの探し方4つ
  3. 検索窓のサジェストを使う
  4. 「他の人はこちらも質問」を見る
  5. 検索結果の下部にある「関連する検索」を見る
  6. 自分の記事の検索クエリを見る
  7. 候補を記事にするかどうか、判断する3つの質問
  8. ロングテールの記事を書くときのポイント
  9. 親記事とロングテール記事をつなぐ
  10. ロングテールを集めたときの整理の仕方
  11. よくある失敗と避け方
  12. 公開後に確認すること
  13. 次にやること

ロングテールキーワードとは、「ブログ」のような1語ではなく、「ブログ 始め方 会社員 副業」のように複数の語を組み合わせた、より具体的な検索語のことです。検索される回数は少ない一方で、読者の状況がはっきりしているため、記事の中身を合わせやすいのが特徴です。

立ち上げたばかりのブログでは、1語の大きな言葉で上位に入るのは簡単ではありません。まずロングテールから記事を積み上げるほうが、現実的に進めやすい場面が多くあります。

ロングテールが新しいブログに向いている理由

1語や2語の検索語には、大手メディアや専門企業のサイトが多く並びます。長年積み上げてきた記事数と、他サイトからのリンクの量では、新しいブログは太刀打ちしにくいのが実情です。

ロングテールは、検索する人の事情が細かいぶん、狙う記事も少なくなります。たとえば「ブログ 始め方」には大量の記事がありますが、「ブログ 始め方 スマホだけ 無料」まで具体化すれば、競合になる記事は減ります。

もう一つの利点は、読者の悩みと記事の内容が合いやすいことです。検索語が具体的であれば、記事の冒頭で答えるべき内容も絞れます。結果として、読んだ人が「探していたのはこれだ」と感じやすくなります。

ただし、ロングテールは1本あたりの訪問者が少なくなりがちです。数をそろえて、全体で大きな流入にしていく考え方になります。

ロングテールの探し方4つ

検索窓のサジェストを使う

Google の検索窓に、メインの語を入力して、一文字ずつ五十音を足していくと候補が出ます。「ブログ リライト あ」「ブログ リライト い」のように試すと、思いがけない組み合わせが見つかります。

「他の人はこちらも質問」を見る

検索結果の途中に出る質問の欄は、読者が実際に気にしている疑問の集まりです。質問をクリックすると、さらに関連する質問が増えていくので、気になるものをメモします。

検索結果の下部にある「関連する検索」を見る

ページの一番下に表示される関連語も、そのまま記事の題材になります。

自分の記事の検索クエリを見る

すでに記事がある場合は、Search Console で、その記事に実際に流れてきた検索語を確認します。自分が想定していなかった言葉で表示されていることがあり、そこが次の記事のヒントになります。

候補を記事にするかどうか、判断する3つの質問

集めた候補の全部を記事にする必要はありません。次の3つを自分に聞いて、答えが「はい」のものだけを残します。

  1. この検索語の読者は、自分のブログの対象読者と重なるか
  2. 自分は、この疑問に自分の言葉で答えられるか
  3. 上位の記事に、まだ書かれていない切り口があるか

3つ目は、特に差がつきます。上位記事が一般論ばかりであれば、具体的な手順や、よくある失敗を足すだけで価値が出ます。

ロングテールの記事を書くときのポイント

具体的な検索語に答える記事は、題名と冒頭で、その検索語の状況をそのまま受け止めます。

たとえば「ブログ 始め方 スマホだけ」なら、題名に「スマホだけで」と入れ、冒頭の2文で「パソコンがなくても始められます。必要なのはスマホと無料のブログサービスです」のように答えます。

本文は、その状況の人にしか当てはまらない情報に絞ります。パソコン前提の説明を長々と載せると、読者は自分のことではないと感じて離れてしまいます。

記事の長さも、検索語に合わせます。具体的な疑問への答えは、必要以上に引き延ばさず、疑問が解決する長さで終えて問題ありません。

親記事とロングテール記事をつなぐ

ロングテールの記事を単独で並べるより、大きなテーマの記事(親記事)に内部リンクでつなぐと、読者が次に読むものを選びやすくなります。

親記事で「ブログの始め方」の全体像を説明し、「スマホだけで始める方法」「無料ブログと WordPress の違い」などの個別記事に、必要な場面でリンクを貼ります。逆に、個別記事の末尾から親記事へ戻れるようにしておくと、ブログ内で読み進めてもらいやすくなります。

ロングテールを集めたときの整理の仕方

候補が数十個たまると、どれから書くか迷います。次の3つの軸で並べると、順番が決まります。

  1. 自分が実体験や知識で答えられるか
  2. 読者の悩みが切実か(急いで知りたい、お金や時間に関わる)
  3. 1つの親記事から枝分かれさせやすいか

特に3つ目は、サイト全体の設計にかかわります。たとえば「リライト」という親テーマがあるなら、「リライト 頻度」「リライト タイトルだけ」「リライト 順位が落ちた」といった枝を先に用意しておくと、書き終えたあとに内部リンクでつなぎやすくなります。

よくある失敗と避け方

ロングテールを狙うときに起こりやすい失敗が3つあります。

  • 語を足しすぎて、実際には検索されない不自然な言葉を狙ってしまう。検索窓のサジェストや関連語に出ているかを確認すれば、避けられます。
  • 同じ意味の言い換えで、似た記事を何本も作る。検索結果を開いて、上位が同じ記事なら1本にまとめます。
  • 検索数が少ないからと、内容を薄く短く済ませる。検索数の少なさと、答えの丁寧さは別の話です。

数をそろえることが目的になって、中身が浅い記事ばかりになると、ブログ全体の評価にも響きます。1本ずつ、疑問に答え切ることを基準にしてください。

公開後に確認すること

ロングテールの記事は、公開から表示されるまでに数週間かかることがあります。公開して1か月ほどたったら、Search Console で、狙った言葉で表示されているかを確認します。

表示されていれば、順位とクリック率を見て、題名と説明文を調整します。表示されていなければ、記事の冒頭に、その検索語の状況を示す言葉が入っているかを見直します。たとえば「スマホだけ」を狙ったのに、本文に「スマホ」という語がほとんど出てこないなら、検索エンジンは記事とのつながりを読み取りにくくなります。無理に語を詰め込むのではなく、自然な文の中で、状況を説明する形で入れます。

また、小さな言葉の記事が数本たまったら、Search Console でまとめて表示回数を見ます。1本あたりの数字は小さくても、合計すると思ったより大きいことがわかります。この感覚をつかむと、小さな言葉に取り組む意味を実感できます。

次にやること

今日できる作業として、次の流れを試してください。

  1. 書きたいテーマの語を1つ決め、検索窓に入れてサジェストを10個メモする
  2. 「他の人はこちらも質問」から、気になる質問を5つ拾う
  3. 上の3つの質問で、残す候補を3つに絞る

3つ決まれば、次の3本分の記事の方向が固まります。1本書いたら、Search Console で表示された検索語を見て、次の候補に足していきます。