検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

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滞在時間・エンゲージメント時間の見方と使い方

目次
  1. 平均エンゲージメント時間の意味
  2. GA4 での確認方法
  3. 数字の目安の考え方
  4. 時間が短い記事を見直す手順
  5. 1 検索語と記事の内容を照らし合わせる
  6. 2 導入文を読み直す
  7. 3 見出しと構成を見る
  8. 4 表示の問題がないか確認する
  9. 時間が長ければよいとは限らない
  10. 数字の使いどころ
  11. エンゲージメントに関する他の指標
  12. エンゲージメント率
  13. スクロールの深さ
  14. 記事内のクリック
  15. 指標を組み合わせて見る
  16. 計測の限界を知っておく
  17. 文字数と時間の関係を、自分のブログで確かめる
  18. 次にやること

GA4 で、以前の「平均滞在時間」にあたる指標は、「平均エンゲージメント時間」です。サイトが画面の前面に表示され、読者が見ていた時間の平均を示します。記事の文字数に比べて極端に短ければ、読者が最後まで読まずに離れている可能性があります。ただし、数字だけで判断せず、記事の目的とあわせて読むことが大切です。

ここでは、数字の意味、見方、記事の改善への使い方を説明します。

平均エンゲージメント時間の意味

平均エンゲージメント時間は、ブラウザでそのページが前面に表示されていた時間を計測したものです。別のタブを開いたり、アプリを切り替えたりして、ページが裏に回った間は、計測されません。

以前のバージョンのアナリティクスの「平均ページ滞在時間」とは、計算方法が違います。以前は、最後のページの滞在時間が計測されない仕組みでした。GA4 の指標は、実際の閲覧時間に近く、読まれ方をより正確に反映するとされています。ただし、数字は目安です。

注意すべき点は、次のとおりです。

  • 画面を開いたまま離席すると、実際に読んでいなくても、時間が加算される場合がある
  • スマホは、画面が消えたり、アプリを切り替えたりして、計測が途切れることがある
  • 読む速度は人によって違い、同じ記事でも時間に幅がある

GA4 での確認方法

確認の手順は、次のとおりです。

  1. 「レポート」の「エンゲージメント」から「ページとスクリーン」を開く
  2. 表の「ユーザーあたりの平均エンゲージメント時間」を確認する
  3. 期間を指定して、記事ごとの数字を比べる

画面の項目名は、更新で変わることがあるので、見つからないときは、公式のヘルプで最新の情報を確認してください。

数字の目安の考え方

日本語の文章は、人によって違いますが、おおまかに1分間に数百字から1,000字ほどが読まれるといわれます。3,000字の記事を最後までじっくり読めば、数分かかる計算です。

ただし、読者は、記事の全部を順に読むとは限りません。見出しを拾い読みして、必要な箇所だけを読む人も多くいます。そのため、記事全体を読み切る時間より短いのは、自然なことです。

目安として、次のように考えます。

  • 数十秒以下:ほとんど読まれていない可能性が高い
  • 1〜2分:必要な部分を拾い読みしている可能性
  • 3分以上:しっかり読まれている可能性

これは一般的な見方で、記事の長さや内容によって変わります。大切なのは、サイト内の他の記事や、過去の自分の記事と比べることです。

時間が短い記事を見直す手順

エンゲージメント時間が短い記事を見つけたら、次の手順で原因を探ります。

1 検索語と記事の内容を照らし合わせる

その記事に流れてくる検索語を、Search Console で確認します。検索の意図と記事の内容がずれていると、読者はすぐ離れます。

2 導入文を読み直す

最初の2〜3文で、読者の疑問に答えているかを見ます。前置きが長い、答えがすぐわからない、といった場合は、導入文を直します。

3 見出しと構成を見る

見出しだけで、必要な情報の場所がわかるか。読者が探している箇所にたどり着ける構成か。

4 表示の問題がないか確認する

スマホで開いて、表示が遅くないか、文字が小さすぎないか、広告が邪魔をしていないかを確認します。

時間が長ければよいとは限らない

エンゲージメント時間が長いことは、一般に、読まれている表れですが、長ければ良いとは限りません。

  • 手順の説明がわかりにくく、読者が迷って時間がかかっている
  • 探している情報が見つからず、ページ内を探し回っている

このような場合も、時間は長くなります。時間に加えて、直帰率や、記事内でのスクロール、次のページへの移動なども見て、総合的に判断します。

数字の使いどころ

エンゲージメント時間は、細かい数字の大小を競うものではありません。次のような使い方が現実的です。

  1. 月に一度、主要な記事の数字を記録する
  2. 極端に短い記事、または前月から大きく変化した記事を探す
  3. 変化した記事に、リライトや環境の変化があったかを振り返る

エンゲージメントに関する他の指標

平均エンゲージメント時間のほかにも、読まれ方を知る指標があります。

エンゲージメント率

エンゲージメントのあったセッションの割合です。高いほど、読者が積極的に行動していることを示します。記事ごとに見て、低い記事を見直す候補にします。

スクロールの深さ

GA4 では、ページの90パーセントまでスクロールしたときに、イベントが記録される標準の設定があります。この数が、記事の最後まで読まれた目安になります。ただし、スクロールが深くても、読んでいるとは限りません。

記事内のクリック

内部リンクや外部リンクのクリックも、イベントとして計測できます。設定には少し手間がかかりますが、どのリンクがよくクリックされているかがわかり、記事の最後の案内の改善に役立ちます。

指標を組み合わせて見る

一つの指標だけで、記事の良し悪しは決められません。エンゲージメント時間、スクロール、リンクのクリックなどを組み合わせて、読まれ方の全体を推測します。数字は、記事を見直す手がかりとして使い、最終的には、記事を読者の目で読み返して判断します。

計測の限界を知っておく

どの指標も、読者の頭の中までは計測できません。時間が長くても内容が理解されたとは限りませんし、時間が短くても、疑問が即座に解決した可能性があります。数字は、あくまで推測の材料であることを忘れずに使ってください。

文字数と時間の関係を、自分のブログで確かめる

自分のブログで、文字数とエンゲージメント時間の関係を調べてみます。記事ごとに、文字数と平均エンゲージメント時間を表に書き出します。文字数が多いのに時間が短い記事は、読まれていない可能性が高い記事です。逆に、文字数が少なくても時間が長い記事は、内容が濃いと受け止められている可能性があります。表にすると、見直すべき記事が自然に浮かび上がります。

エンゲージメント時間は、読者が記事とどう向き合ったかを推し量る、手がかりの一つにすぎません。数字に一喜一憂するのではなく、記事を読み直して、読者の立場で改善点を探す姿勢を大切にしてください。数字は、その気づきを後押しする補助として使うのが、健全な使い方です。

記事を改善したあとは、数週間後に同じ指標を確認し、変化を記録します。小さな変化の積み重ねを確認できると、改善の方向が合っているかどうかの感触がつかめます。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. GA4 で、表示回数の多い記事5本の平均エンゲージメント時間を確認する
  2. 記事の文字数に比べて、極端に短い記事を1本選ぶ
  3. その記事の導入文と、冒頭の見出しを読み直し、直す点をメモする

直した結果は、1か月後に再度数字を確認して、変化を記録してください。