検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Keywords

キーワード選び

キーワード選定に使える無料ツールの比較と使い分け

目次
  1. 候補を集めるなら、Google 検索そのもの
  2. 需要の大きさを見るなら、キーワードプランナー
  3. 自分のサイトの現状を見るなら、Search Console
  4. 時期の動きを見るなら、Google トレンド
  5. 4つの道具の組み合わせ方
  6. ツールの数字に頼りすぎない
  7. 無料ツールを使うときの注意点
  8. アカウントや設定の準備が必要なものがある
  9. 数字は目安であり、正確な訪問者数ではない
  10. 機能や画面は変わる
  11. 複数のツールを使い分けるのは、最初の数か月だけでよい
  12. 次にやること

キーワード選定は、無料の道具だけでも十分に始められます。Google 検索そのものの機能、キーワードプランナー、Search Console、Google トレンドの4つを使い分ければ、候補集めから需要の確認、公開後の見直しまで、ひととおりの作業ができます。

ここでは、それぞれのツールが何に向いているかと、使うときの限界を、目的別に説明します。ツールの画面や機能は変わることがあるため、執筆時点の内容として読み、実際の操作は公式の案内で確認してください。

候補を集めるなら、Google 検索そのもの

最も手軽な道具は、普段使っている Google 検索です。次の3つの機能が、候補集めに役立ちます。

  • 検索窓のサジェスト:語を入力すると出る、続きの候補
  • 関連する検索:検索結果ページの下部に並ぶ、関連語
  • 他の人はこちらも質問:結果の途中に出る、質問形式の疑問

どれも、実際に検索している人の言葉に近いのが利点です。専門用語ではなく、読者の使う言い回しが見つかります。

限界は、検索回数がわからないことです。候補が出ていることは、それなりの需要があることを示しますが、どのくらいの規模かまではわかりません。需要の大きさを知りたいときは、次のツールを使います。

需要の大きさを見るなら、キーワードプランナー

Google 広告の機能の一つで、語ごとの月間の検索回数の目安を調べられます。広告を出さなくても、アカウントを作れば調査に使えます。

得意なのは、複数の語の検索回数を、まとめて比べることです。たとえば「リライト」「記事 書き直し」「記事 更新」の3つを入力して、どれが多く検索されているかを見比べられます。

限界は、広告を出していないアカウントでは、数字が「1000〜1万」のような幅で表示されることがある点です。細かい数字の差は見分けられないので、桁の違いを見る使い方が向いています。また、広告主向けの道具なので、ブログの記事を書く際の競合の強さまでは判断できません。

自分のサイトの現状を見るなら、Search Console

Google が無料で提供している、サイト運営者向けの道具です。自分のサイトが、どんな検索語で表示され、何回クリックされたかを確認できます。

得意なのは、公開後の見直しです。想定していなかった言葉で表示されている記事や、表示回数が多いのにクリックが少ない記事を見つけられます。これらは、リライトや新しい記事のヒントになります。

限界は、記事を公開したあとでなければ、データが貯まらないことです。ブログを始めたばかりの段階では、見るものがほとんどありません。そのため、立ち上げ時はGoogle検索とキーワードプランナーで候補を集め、記事が増えてからSearch Consoleに軸足を移す流れになります。

時期の動きを見るなら、Google トレンド

言葉への関心が、時間とともにどう変わるかをグラフで確認できる道具です。複数の語を並べて、比較もできます。

得意なのは、季節性の発見です。年に一度、特定の時期に関心が高まる語を見つけたり、長期的に関心が増えているか、減っているかを知ったりできます。公開時期を決める材料にもなります。

限界は、表示される数字が実数ではなく、期間内の最大を100とした相対的な値であることです。語同士の相対的な大きさや、動きの形を見る使い方に向いています。

4つの道具の組み合わせ方

実際の作業では、次の順番で使うと、無駄がありません。

  1. Google 検索で、サジェストと関連語を集め、候補を30個ほど作る
  2. キーワードプランナーで、候補の検索回数の桁を確認する
  3. 検索結果を開き、競合の強さと検索意図を確認する
  4. 季節性がありそうな語は、Google トレンドで時期を確認する
  5. 公開後は、Search Console で、実際の検索語を確認する

有料のツールは、多くの語を一括で調べたいときや、競合の分析を細かくしたいときに役立ちます。しかし、記事数が少ないうちは、無料の道具で足りる場面が大半です。必要を感じてから、無料の試用版などで試すのが無理のない進め方です。

ツールの数字に頼りすぎない

どのツールも、数字は目安です。数字が小さくても、読者の悩みが深ければ、価値のある記事になります。数字を見る目的は、判断の補助であり、決定ではありません。最後は、検索結果を自分の目で見て、読者が何を求めているかを考えることが大切です。

無料ツールを使うときの注意点

無料のツールは便利ですが、使うときにいくつか気をつけたい点があります。

アカウントや設定の準備が必要なものがある

キーワードプランナーは Google 広告のアカウントが、Search Console はサイトの所有権の確認が必要です。最初の設定に少し時間がかかるので、ブログを始めた早い段階で済ませておくと、後でデータをさかのぼれます。特に Search Console は、設定した日からデータが貯まるため、記事の公開前に登録しておくことをおすすめします。

数字は目安であり、正確な訪問者数ではない

検索回数の数字は、実際のサイトの訪問者数ではありません。検索結果の1位でも、クリックされる割合は100パーセントではなく、検索結果にはほかの要素も表示されます。数字をそのまま見込みの訪問者数と考えず、語同士の相対的な大きさを知るために使います。

機能や画面は変わる

ツールの機能や画面の配置は、更新で変わることがあります。この記事で説明した内容も執筆時点のものなので、実際に使うときは、公式のヘルプで最新の手順を確認してください。名前が変わったり、無料の範囲が変更されたりすることもあります。

複数のツールを使い分けるのは、最初の数か月だけでよい

慣れないうちは、4つの道具を順番に使うのが負担に感じられるかもしれません。その場合は、まず Google 検索の機能だけで候補を集め、検索結果を開いて確認する作業から始めます。記事数が10本を超えたころに、Search Console を見る習慣を加えます。必要になったときに道具を増やす進め方で、十分に力がつきます。

次にやること

今日、次の作業を試してください。

  1. 書きたいテーマの語を Google 検索に入れ、サジェストと関連語をメモ帳に20個書く
  2. その中から5つを選び、キーワードプランナーで検索回数の桁を調べる
  3. 気になる語を1つ選び、Google トレンドで過去5年の動きを見る

3つの作業を終えると、4つの道具の違いを自分の感覚で理解できます。慣れてきたら、作業をテンプレート化して、新しい記事を書く前の定型の準備にすると、続けやすくなります。