検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Structure

記事の構成

ブログ記事の構成の作り方を、書く前の準備から

目次
  1. 構成の前に、読者の疑問を一文にする
  2. 答えを先に決める
  3. 見出しを並べて、骨組みを作る
  4. 見出しだけを読んで、流れを確認する
  5. 各見出しの下に、書く内容を一行ずつ書く
  6. 最後の章は「次にやること」にする
  7. 構成を作るときによくある失敗
  8. 見出しが多すぎる
  9. 一番大事な内容が、最後に置かれている
  10. 自分の知っていることを、全部入れてしまう
  11. 構成を決めたら、変えてはいけないと思い込む
  12. 構成テンプレートを1つ持っておく
  13. 構成の確認を、他の人の目でも行う
  14. 次にやること

ブログ記事の構成は、「読者の疑問を一文にする」「答えを先に決める」「見出しを並べる」の3段階で作ると、書き始めてから迷いにくくなります。構成を作らずに書き出すと、途中で話が広がりすぎたり、同じ内容を何度も書いたりして、読みにくい記事になりがちです。

構成づくりにかける時間は、記事を書く全体の時間の2割ほどが目安です。準備に時間をかけるほど、本文を書く時間は短くなります。

構成の前に、読者の疑問を一文にする

最初に、この記事を読む人が「何を知りたいのか」を一文で書きます。たとえば、「ブログのリライトは、何から手をつければよいのか」のように、疑問の形にします。

この一文がはっきりしていると、記事に入れる内容と入れない内容を判断できます。疑問に関係のない話は、おもしろくても削ります。入れたい話が多くて迷うなら、別の記事にできないかを考えます。

もう一つ、記事を読み終えた読者に「何ができるようになっていてほしいか」も書いておきます。「リライトする記事を選び、手順どおりに直し始められる」のように、行動の形で書くと、記事のゴールが決まります。

答えを先に決める

疑問が決まったら、その答えを先に考えます。記事の結論となる答えを、2〜3文で書き出します。

答えを先に決めておくと、冒頭の段落がそのまま書けます。読者の一番の疑問に直接答えるという記事の基本が、構成の段階で守られます。

答えが決まらないときは、情報が足りない合図です。上位の記事を読み、自分の経験を整理し、答えを出せる状態にしてから、構成に進みます。曖昧なまま書き始めると、本文のどこかで話がぼやけます。

見出しを並べて、骨組みを作る

答えを支える内容を、見出しとして並べていきます。見出しの数は、4〜6個が目安です。

見出しの並べ方には、よく使う型があります。

  • 手順の型:ステップ1、ステップ2と、順番に並べる
  • 理由の型:結論を示し、その理由を順に挙げる
  • 比較の型:選択肢を並べ、違いと選び方を示す
  • 問題解決の型:悩みの原因、対処、予防の順に並べる

記事の目的に合わせて、型を選びます。型が決まると、見出しの並びが自然に決まります。

見出しだけを読んで、流れを確認する

見出しを並べ終えたら、見出しだけを上から読んでみます。見出しの流れを追うだけで、記事の内容が理解できるなら、構成は良好です。流れがつながらない箇所があれば、見出しの順番を入れ替えるか、足りない見出しを加えます。

同じ内容を言い換えただけの見出しが2つあれば、1つにまとめます。逆に、1つの見出しに内容が詰め込みすぎなら、2つに分けます。

各見出しの下に、書く内容を一行ずつ書く

見出しの下に、その章で書くことを一行ずつ書き込みます。たとえば、「手順1:直す記事を選ぶ」の下に、「表示回数が多く、順位が10位前後の記事を選ぶ。選び方は2つ」と書きます。

この一行メモがあると、本文を書くときに、何を書けばよいかで迷いません。書いているうちに内容がふくらんで、見出しからはみ出すことも防げます。

メモの段階で、具体例や数字の出典も決めておきます。公的機関の発表や公式の情報を使うなら、どこで確認できるかをメモしておくと、後から調べ直す手間が省けます。確かめられない数字は、使わないと決めておきます。

最後の章は「次にやること」にする

記事の最後の章は、本文の言い直しにせず、読者が次にとれる行動を具体的に書きます。「今日できる作業を3つ挙げます」のように、小さく始められる行動にすると、読み終えた人が実際に動きやすくなります。

構成の段階でこの章まで決めておくと、記事の終わり方に悩まずに済みます。

構成を作るときによくある失敗

構成づくりでは、いくつか典型的な失敗があります。あらかじめ知っておくと、避けやすくなります。

見出しが多すぎる

見出しが10個を超えると、一つひとつの章が短くなり、読者は流れを追いにくくなります。2つの見出しの内容を一つにまとめられないかを検討します。長い記事では、大見出しの下に小見出しを使って、階層で整理します。

一番大事な内容が、最後に置かれている

読者が一番知りたい内容は、記事の前半に置きます。後半に置くと、そこまで読まれずに離脱される可能性が高くなります。答えを先に示し、理由や手順、補足を後に続ける順が基本です。

自分の知っていることを、全部入れてしまう

知識が豊富なほど、あれもこれも入れたくなります。しかし、読者の疑問に関係の薄い内容は、記事を長くして読みにくくするだけです。入れなかった内容は、別の記事のネタとして、ネタ帳に残しておきます。

構成を決めたら、変えてはいけないと思い込む

構成は、書き進めるうちに調整してよいものです。書いているうちに、順番を入れ替えたほうが読みやすいと気づくことはよくあります。ただし、変更するときは、読者の疑問に答える流れが崩れないかを確認します。

構成テンプレートを1つ持っておく

毎回ゼロから構成を考えるのは大変です。基本の型を1つ決めておくと、負担が減ります。たとえば、次の型が使いやすいでしょう。

  1. 導入(疑問への答え、範囲、得られるもの)
  2. 基本の考え方(なぜ必要か、全体像)
  3. 具体的な手順や方法(3〜4つの見出し)
  4. よくある失敗と対処
  5. 次にやること

この型に当てはめるだけで、記事の骨組みができます。記事の内容によって、見出しの数や順番を調整していけば、自分に合った構成の型が育っていきます。

構成の確認を、他の人の目でも行う

構成ができたら、可能なら家族や友人に見出しだけを見せて、「何が書いてありそうか」を聞いてみます。見出しの意味が通じなければ、読者にも伝わりにくいということです。自分では当たり前に使っている専門用語が、見出しに入っていないかも、この確認でわかります。専門用語を使うなら、本文の初出で意味を説明する前提で、見出しはできるだけ平易な言葉にします。身近に頼める人がいなければ、数時間おいて、翌日に読み返すだけでも、新しい目で見直せます。

構成の作業は、慣れるまでは遠回りに感じられるかもしれません。それでも、構成を先に作った記事は、書き直しの回数が少なく、後からリライトするときにも手を入れる場所がわかりやすいという利点があります。最初の数本だけでも、構成を紙に書いてから本文に進んでみてください。

次にやること

次の作業を、書く前に試してください。

  1. 読者の疑問を一文で書く
  2. その答えを、2〜3文で書く
  3. 見出しを4〜6個並べ、見出しの下に一行ずつ内容を書く

ここまでで、構成は完成です。構成ができたら、見出しを上から順に本文にしていきます。最初のうちは構成づくりに時間がかかりますが、数本書くうちに、見出しを並べる感覚がつかめてきます。