検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Structure

記事の構成

ブログ記事の画像の入れ方とalt属性の書き方

目次
  1. 画像を入れる目的を決める
  2. 入れる場所と枚数の目安
  3. alt 属性の書き方
  4. ファイルサイズと形式
  5. 画像の著作権に注意する
  6. 画像の種類ごとの使い方
  7. スクリーンショット
  8. 図や表の画像
  9. グラフ
  10. 写真
  11. 画像を並べすぎない
  12. アイキャッチ画像の考え方
  13. 画像の名前も整えておく
  14. 次にやること

ブログ記事の画像は、「文章だけでは伝わりにくい内容を補う」ために入れます。飾りとして入れるより、手順の画面、比較の図、データのグラフなど、読者の理解を助けるものを優先します。画像には、内容を言葉で説明する alt 属性を設定し、ファイルは読み込みが遅くならないよう軽くしておきます。

画像は読みやすさを高める一方で、使い方を誤ると、表示が遅くなったり、権利の問題が起きたりします。基本をひととおり押さえておきましょう。

画像を入れる目的を決める

画像を入れる前に、その画像が読者にとって何の役に立つのかを考えます。目的は、おもに次のようなものです。

  • 操作の画面を示して、手順を迷わず進められるようにする
  • 数字の変化や比較を、グラフや図で直感的に伝える
  • 長い文章の区切りに、視覚的な休憩を入れる
  • 記事の内容を象徴する画像で、記事の印象を整える

目的が「なんとなく寂しいから」だけなら、入れなくても構いません。関係のない画像は、読み込みを遅くし、読者の注意をそらします。

特に、手順の説明では、画面のスクリーンショットがあると理解が大きく進みます。文章だけで「右上のメニューから」と説明するより、画像で示したほうが、迷う人が減ります。

入れる場所と枚数の目安

画像は、説明している文章の近くに置きます。手順の説明なら、その手順の文の直後に置きます。関係のない場所に置くと、どの説明の画像かがわかりにくくなります。

枚数に決まりはありません。1,000字に1枚程度を目安にしつつ、内容に応じて増減させます。画像だけが並んで、文章が少ない状態は避けます。

記事の最初に置く大きな画像(アイキャッチ画像)は、記事の印象を決めますが、本文の冒頭の答えを押し下げすぎないようにします。スマホで開いたときに、画像が画面の大半を占めて、本文が見えないという状態は避けたいものです。

alt 属性の書き方

alt 属性とは、画像の代わりに表示される説明文のことです。画像が表示されないとき、目の見えない方が読み上げソフトを使うとき、検索エンジンが画像の内容を理解するときに使われます。

書き方の基本は、画像の内容を短い言葉で説明することです。

  • 悪い例:「画像1」「image」「スクリーンショット」
  • 悪い例:検索語を詰め込んだ長い文
  • よい例:「Search Console のクエリ一覧画面。表示回数の列で並べ替えている」

飾りだけの画像で、説明する内容がない場合は、alt を空にしておく方法もあります。空にしておくと、読み上げソフトが飛ばしてくれます。

検索語を無理に入れる必要はありません。画像の内容に、検索語が自然に関係するなら入れてよい、という程度に考えます。

ファイルサイズと形式

画像が重いと、ページの表示が遅くなり、読者が離脱する原因になります。特に、スマホで通信が遅い環境では影響が大きいでしょう。

軽くするための基本は、次のとおりです。

  1. 必要以上に大きなサイズで保存しない。記事の幅に合う、横幅1,200px程度で十分なことが多い
  2. 写真は JPEG や WebP、図やイラストは PNG や WebP を使う
  3. 公開前に、画像の圧縮ツールで容量を減らす

ブログのシステムによっては、アップロード時に自動で圧縮や変換をしてくれるものがあります。設定を確認してください。

また、画像の縦横のサイズを指定しておくと、読み込み中に文章が動く現象を防げます。多くのブログシステムでは自動で処理されますが、確認しておくと安心です。

画像の著作権に注意する

他人が撮影・作成した画像を、許可なく使うことはできません。インターネット上で見つけた画像は、自由に使えるとは限りません。

安全な使い方は、次のとおりです。

  • 自分で撮影した写真や、作成したスクリーンショットを使う
  • 利用条件が明記された、フリー素材を使う。使うときは、利用規約を確認する
  • 他のサービスの画面を載せる場合は、そのサービスの利用規約を確認する

フリー素材のサイトでも、サイトごとに利用条件が違います。商用利用の可否や、クレジット表記の要否を、使う前に確認してください。判断が難しい場合は、画像を使わないほうが安全です。

画像の種類ごとの使い方

画像にはいくつかの種類があり、それぞれ向いた使い方があります。

スクリーンショット

操作手順の説明に向いています。撮影するときは、必要な部分だけを切り取り、個人情報やメールアドレス、アカウント名が写り込んでいないかを確認します。重要な箇所に、枠や矢印を重ねると、読者がどこを見ればよいか迷いません。

図や表の画像

関係性や流れを視覚的に見せたいときに使います。ただし、画像の中の文字は検索エンジンに読まれにくく、スマホでは小さくて読めないことがあります。文字が多い内容は、画像にせず、表や箇条書きでテキストとして書くほうが、読みやすく検索にも伝わります。

グラフ

数字の変化を示すときに使います。出典が公的機関などにある場合は、記事内に出典を明記し、最新のデータへのリンクを添えます。自分で作ったグラフでも、何の数字を、どの期間で見たものかを説明文で補います。

写真

雰囲気や実物を見せたいときに使います。記事の内容と関係のない写真は、読み込みを重くするだけなので避けます。

画像を並べすぎない

画像を連続して何枚も並べると、スクロールが長くなり、本文を読む流れが途切れます。手順の画像でも、1つの手順につき1枚を基本とし、必要な場合に限って複数枚にします。画像と画像の間には、説明の文章を入れて、読者が内容を追えるようにします。

アイキャッチ画像の考え方

記事の最初に表示するアイキャッチ画像は、記事一覧やSNSで共有されたときにも表示されます。記事の内容がひと目で伝わる画像が向いています。画像の中に文字を入れる場合は、スマホの小さな画面でも読める大きさにし、文字数を絞ります。同じブログ内で、色や形式をそろえると、一覧で見たときに統一感が出ます。

画像の名前も整えておく

アップロードする画像のファイル名は、「IMG_2034」のままにせず、内容がわかる半角英数字の名前に変えておきます。たとえば「search-console-query-list」のようにします。管理画面で画像を探すときにも役立ちますし、後で記事を見直すときに、どの画像かを判断しやすくなります。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. 最近の記事を1本開き、alt 属性が空、または「画像1」のようになっている画像を探す
  2. 内容を説明する言葉に書き換える
  3. 容量の大きい画像がないか、ブログの管理画面で確認し、重いものは圧縮して入れ直す

新しい記事では、画像を入れる前に、その画像が読者の役に立つかを一度考えてみてください。