検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Structure

記事の構成

ブログの文章を読みやすくする8つの直し方

目次
  1. 1 一文を短くする
  2. 2 段落を1〜3文にする
  3. 3 主語と述語を近づける
  4. 4 漢字とひらがなのバランスを取る
  5. 5 箇条書きと表を使い分ける
  6. 6 専門用語に説明を添える
  7. 7 前置きと余計な言葉を削る
  8. 8 声に出して読み、つかえる所を直す
  9. 時間をおいて読み返す
  10. 直す順番と、やりすぎへの注意
  11. やりすぎに注意する
  12. 他の人の文章を読んで感覚をつかむ
  13. 読み手を具体的に思い浮かべて書く
  14. 文章のチェックリストを持つ
  15. 読みやすさを数字で確かめる
  16. 次にやること

ブログの文章を読みやすくするには、一文を短くし、段落を1〜3文に区切り、見出しや箇条書きで構造を見せるのが基本です。書いたあとに、8つの観点で見直す習慣をつけると、文章は少しずつ読みやすくなります。ここでは、すぐに直せる具体的な方法を順に説明します。

スマホで読まれることが多いため、画面に文字が詰まって見えないかを意識するのが、読みやすさの出発点です。

1 一文を短くする

一文が長いと、主語と述語が離れて、意味が取りにくくなります。目安は、一文60字以内です。

長い文は、接続の言葉(「が」「ので」「ため」)で区切れることが多いので、そこで切ります。たとえば、「検索順位が下がった原因を調べるために Search Console を開いて、順位の動きを確認し、下がった時期を特定する」という文は、「検索順位が下がったら、まず Search Console を開きます。次に、順位の動きを確認して、下がった時期を特定します」と2文に分けると、読みやすくなります。

2 段落を1〜3文にする

ブログでは、紙の本より短い段落が読みやすくなります。4文以上続いたら、話題の切れ目で改行します。

改行を入れる位置は、話題が変わるところです。「理由」と「例」の間、「手順」と「注意」の間などで区切ります。

3 主語と述語を近づける

主語と述語の間に、長い説明が入ると、読者は主語を忘れてしまいます。説明を前に出すか、別の文に分けます。

「ブログを運営している人が、アクセスが増えない原因を調べるときに使うツールが Search Console です」を、「アクセスが増えない原因を調べるには、Search Console が使えます」に直すと、主語と述語が近づいて、意味がすぐ取れます。

4 漢字とひらがなのバランスを取る

漢字が続くと、画面が黒く見えて読みにくくなります。ひらがなが続くと、区切りがわかりにくくなります。漢字は全体の3割程度が、読みやすい目安とされています。

次のような言葉は、ひらがなに開くと読みやすくなります。

  • 「出来る」→「できる」、「下さい」→「ください」
  • 「為」→「ため」、「事」→「こと」(形式的な使い方の場合)
  • 「様々な」→「さまざまな」

5 箇条書きと表を使い分ける

並列の項目は、箇条書きにすると、一目で数と内容がわかります。3つ以上の並列があれば、箇条書きにする候補です。

比較する情報が多いときは、表も有効です。ただし、1つの表に情報を詰め込みすぎると、スマホで見づらくなります。短い言葉だけを入れた小さな表にして、1記事に1つまでにとどめます。

6 専門用語に説明を添える

初めて出てくる専門用語には、一言で意味を添えます。たとえば、「クエリ(検索で入力された言葉)」のように、括弧で補います。

同じ言葉の言い換えが続くと、読者は別のものだと誤解します。同じものは、同じ言葉で呼ぶようにそろえます。

7 前置きと余計な言葉を削る

「基本的には」「ある意味で」「いろいろと」「とても」といった言葉は、削っても意味が変わらないことが多くあります。書き終えたあとに、削れる言葉を探します。

文頭の「ところで」「さて」「それでは」などの接続の言葉も、なくても文意が通じるなら削ります。文章がすっきりして、読むテンポが上がります。

8 声に出して読み、つかえる所を直す

書き終えたら、声に出して読みます。つかえる所、息が続かない所、同じ語尾が続く所を見つけて、直します。「です」「ます」が5回続くと単調になるので、「〜のです」「〜できます」「〜になります」と変化をつけるか、名詞で終える文を混ぜます。

声に出して読むのが難しい環境なら、読み上げ機能を使って、聞いてみる方法もあります。耳で聞くと、目では気づかない違和感に気づけます。

時間をおいて読み返す

書いてすぐの文章は、自分の頭の中で補って読んでしまうため、不自然な箇所に気づきにくくなります。翌日に読み返すと、他人の文章のように読めるので、直す箇所が見つかります。

直す順番と、やりすぎへの注意

8つの観点を一度に全部直そうとすると、疲れてしまいます。優先する順番は、読者への影響が大きいものからが効率的です。

  1. 一文の長さ(最も効果が出やすい)
  2. 段落の区切り
  3. 余計な言葉の削除
  4. 箇条書きの活用
  5. 声に出して読む確認

専門用語の説明や漢字のバランスは、書き慣れてきてから意識すれば十分です。

やりすぎに注意する

読みやすさを意識しすぎて、すべての文を極端に短くすると、ぶつ切りの文章になって、かえって読みにくくなります。短い文と少し長い文を混ぜて、リズムを作ります。箇条書きも使いすぎると、文章のつながりが失われます。理由や背景の説明は、文章で書いたほうが、読者の理解が深まります。

他の人の文章を読んで感覚をつかむ

読みやすいと感じた記事を見つけたら、なぜ読みやすいのかを分析します。一文の長さ、段落の区切り、見出しの付け方に注目します。そこから学んだ工夫を、自分の記事に取り入れます。ただし、文章をそのまま写すのは避けます。観点を学ぶ目的で読んでください。

読み手を具体的に思い浮かべて書く

読みやすさの基準は、読み手によって変わります。初心者向けの記事なら、専門用語を減らし、一つずつ手順を細かく示します。経験者向けの記事なら、基礎の説明を省き、要点を絞って書きます。誰に向けて書くのかを決めておくと、説明の量や言葉の選び方に迷いが少なくなります。

文章のチェックリストを持つ

書いた後に見直すときのために、5〜6項目のチェックリストを作っておくと便利です。たとえば、「一文が80字を超えていないか」「同じ語尾が3回以上続いていないか」「4文以上の段落がないか」「専門用語に説明があるか」「見出しだけで流れがわかるか」のような項目です。公開前にこのリストを見るだけで、読みやすさの底上げになります。

読みやすさを数字で確かめる

読みやすさは感覚的なものですが、簡単な数字で確かめられます。たとえば、記事全体の平均的な一文の長さ、1段落あたりの文の数、見出しあたりの文字数です。表計算ソフトや文字数カウントのツールで調べ、極端に長い箇所を見つけて直します。数字は目安にとどめ、最後は声に出して読んだ感覚を大切にしてください。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. 最近の記事から1本を選び、一文が80字を超える文を探して、2文に分ける
  2. 4文以上続く段落を、話題の切れ目で改行する
  3. 声に出して読み、つかえた箇所を直す

この3つだけでも、文章の読みやすさは変わります。慣れてきたら、8つの観点のうち、自分が苦手なものを重点的に見直すと、効率よく上達します。