検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Rewriting

書き直し

ブログのリライトのやり方を手順で解説

目次
  1. 手順1 直す記事を選ぶ
  2. 手順2 いまの検索結果を確認する
  3. 手順3 題名・導入文・見出し・本文の順に直す
  4. 題名と説明文
  5. 導入文
  6. 見出し
  7. 本文
  8. 手順4 直したあとの確認と記録
  9. 一度に直す範囲を決める
  10. リライトでやってはいけないこと
  11. リライトの前後で比べる項目
  12. 変化が出ないときの考え方
  13. リライトは小さな改善の積み重ね
  14. 競合の変化を、定期的に確認する
  15. リライトの記録を、表にまとめる
  16. 初めてのリライトで気をつけること
  17. 次にやること

リライトは、「直す記事を選ぶ」「いまの検索結果を確認する」「題名・見出し・本文を直す」「結果を観察する」の4段階で進めます。公開済みの記事を、検索語の疑問により的確に答える形へ書き直す作業で、新しい記事を書くより少ない手間で成果が出ることがあります。

ただし、やみくもに文章を書き換えても、順位は上がりません。手順を踏んで、直すべき箇所を見極めることが大切です。

手順1 直す記事を選ぶ

最初に、リライトの対象を選びます。Search Console を開き、記事ごとの表示回数、クリック数、平均順位を確認します。

選び方の目安は、次のとおりです。

  • 表示回数が多いのに、クリックが少ない記事(題名や説明文に改善の余地がある)
  • 平均順位が8〜20位あたりの記事(少し直すだけで1ページ目に入る可能性がある)
  • 以前は順位が高かったのに、下がってきた記事(情報が古くなっている可能性がある)

公開から間もない記事は、検索エンジンの評価が定まっていないため、少なくとも1〜2か月は様子を見ます。選び方の詳細は、別の記事でも扱っています。

手順2 いまの検索結果を確認する

直す前に、その記事が狙っている検索語で、いま実際に検索します。上位に並んでいる記事を見て、次の点を確認します。

  1. 検索の意図に変化がないか(記事の型が、以前と違っていないか)
  2. 上位の記事が、自分の記事にない内容を扱っていないか
  3. 上位記事の更新日が、新しくなっていないか

自分が記事を書いた当時と、検索結果の様子が変わっていることがよくあります。その変化に合わせて直すことが、リライトの中心です。

手順3 題名・導入文・見出し・本文の順に直す

直す順番は、読者の目に入る順にします。

題名と説明文

検索語が前半に入っているか、32字前後に収まっているか、読んで得られるものが示されているかを確認します。クリック率が低い記事は、題名の改善で効果が出る場合があります。

導入文

最初の2〜3文で、読者の疑問に直接答えているかを見ます。前置きが長ければ削り、答えを先頭に移します。

見出し

見出しだけを読んで流れがわかるか、上位記事にある内容が抜けていないかを確認します。足りない内容は、見出しを追加して補います。

本文

古い情報を更新し、不足している内容を足し、重複している説明を削ります。足すだけでなく、削ることも大切です。読者の疑問に関係のない部分は、整理します。

手順4 直したあとの確認と記録

直したら、公開日と変更内容をメモします。ブログのシステムに「更新日」を表示する機能があれば、更新日を最新にします。

記録しておく項目は、次のとおりです。

  • リライトした日付
  • 変更した内容(題名、導入文、見出し、本文のどこか)
  • 変更前の順位、表示回数、クリック率

数週間から1〜2か月後に、Search Console で数字を比べます。順位が動くには時間がかかるので、数日で判断しないでください。

一度に直す範囲を決める

題名と本文を同時に大きく変えると、何が効果につながったのかがわかりにくくなります。効果を確かめたいときは、まず題名と導入文、次に見出しと本文というように、段階を分けて直す方法もあります。ただし、情報が大きく古くなっている記事は、まとめて直したほうが効率的です。

リライトでやってはいけないこと

次の点には注意します。

  • 記事のアドレス(URL)を、むやみに変更しない。変える場合は、旧アドレスから新アドレスへ転送の設定をする
  • 狙う検索語を、直した結果、別の語に変えてしまわない。変えるなら、新しい記事として書くことを検討する
  • 他のサイトの文章を、そのまま写さない

また、文字数を増やすこと自体を目的にしないでください。読者の疑問への答えが深まっているかを基準にします。

リライトの前後で比べる項目

リライトの効果は、数字で確かめられます。直す前に、次の項目を記録しておきます。

  • 検索語ごとの表示回数と、クリック数
  • 平均順位
  • 記事の文字数と、見出しの数
  • 題名と、導入文の内容

直した後、1か月と3か月の時点で、同じ項目を比べます。表示回数が増えた、順位が上がった、クリック率が改善した、のうち、どれが変化したかで、効果のあった修正を推測できます。

変化が出ないときの考え方

数か月たっても変化がない場合は、次の可能性を考えます。

  1. 検索意図の読み違いがあり、記事の型が合っていない
  2. 競合の記事が、自分の記事より深く答えている
  3. 検索の需要自体が、もともと小さい

1の場合は、記事の構成から見直します。2の場合は、競合に足りない内容を探して補います。3の場合は、その記事のリライトに時間をかけすぎず、別の記事に労力を回します。

リライトは小さな改善の積み重ね

一度のリライトで大きく順位が動くことは、それほど多くありません。数回の小さな改善を重ねて、少しずつ位置が上がっていくことが一般的です。1回で結果が出なくても、記録を見ながら、仮説を立てて直し続けることが大切です。

競合の変化を、定期的に確認する

リライトのあとも、検索結果は変わり続けます。新しい競合の記事が現れたり、上位の記事が更新されたりします。直した記事は、数か月に一度、狙う検索語で検索し直して、上位の様子を確認します。変化に気づいたら、次の小さな改善につなげます。このくり返しが、記事を育てる作業の中心です。

リライトの記録を、表にまとめる

記録は、記事のアドレス、リライトした日、変更内容、変更前後の数字を1行にまとめた表にしておきます。表が育つと、どんな直し方が効果的だったのかが蓄積され、次のリライトの判断材料になります。感覚ではなく記録をもとに判断できるようになるのが、この表の価値です。

初めてのリライトで気をつけること

初めてリライトをするときは、いきなり重要な記事から手をつけず、表示回数が中程度の記事で練習すると安心です。失敗しても影響が小さく、手順に慣れることができます。元の文章を保存しておき、もし順位が大きく下がった場合に戻せるようにしておくと、思い切って直しやすくなります。

リライトは、一人で黙々と進める作業に見えますが、読者の反応を材料にすると質が上がります。コメントやSNSでの反応、問い合わせの内容に、記事の不足を示すヒントがあります。数字とあわせて、読者の言葉にも目を向けてください。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. Search Console で、直近3か月の表示回数が多い記事を、上位10本書き出す
  2. そのうち、クリック率が低い記事、または平均順位が8〜20位の記事を1本選ぶ
  3. その記事の検索語で検索し、上位記事と見比べて、直す箇所を3つメモする

まず1本を直して、結果を観察するところから始めてください。