検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Rewriting

書き直し

リライトの頻度は月何本が目安か

目次
  1. 頻度を決める3つの要素
  2. 記事数ごとの目安
  3. 記事が20本未満
  4. 記事が20〜50本
  5. 記事が50本以上
  6. 直したあとの観察期間
  7. 頻度を決める手順
  8. 頻度よりも大切なこと
  9. 定期的な見直しの日を作る
  10. 頻度を保つための工夫
  11. 作業を小さく分ける
  12. 新しい記事とリライトを交互に行う
  13. リライトの候補をいつも用意しておく
  14. 数字の確認は、月に一度で十分
  15. 頻度を下げてよい時期
  16. 頻度の目標を、数字以外でも持つ
  17. 頻度の見直しは、半年に一度
  18. 次にやること

リライトの頻度に、決まった正解はありません。一つの目安として、1人で運営するブログなら、月に3〜5本を直し、1本ずつ結果を観察するペースが現実的です。記事の数、使える時間、データの量によって、適した頻度は変わります。

大切なのは、本数を多くすることではなく、直した結果を確認できるペースで続けることです。ここでは、頻度を決める考え方を説明します。

頻度を決める3つの要素

リライトの頻度は、次の3つの要素で決まります。

  • 記事の総数:記事が少ないうちは、直すものも少ない
  • 使える時間:1本のリライトに、1〜3時間かかる
  • データの量:Search Console に数字が貯まっていないと、直す記事を選べない

記事が10本以下のうちは、リライトより、新しい記事を書くことを優先します。データがまだ少なく、直す根拠が乏しいためです。記事が20〜30本を超えて、表示回数に差が出てきたら、リライトの比重を高めます。

記事数ごとの目安

あくまで一般的な目安ですが、記事数に応じた配分の例を示します。

記事が20本未満

新しい記事を書くことを中心にします。リライトは、月に1〜2本程度。明らかな誤りや、古くなった情報の修正を優先します。

記事が20〜50本

新しい記事とリライトを、半々くらいの時間配分にします。リライトは月に3〜5本。Search Console のデータを見て、効果が見込める記事から直します。

記事が50本以上

リライトの比重を高めてもよい段階です。月に5〜10本を直しながら、新しい記事も書きます。記事が多いので、優先順位づけの仕組み(表で管理するなど)が重要になります。

人によって使える時間は違うため、これらはあくまで出発点です。実際にやってみて、無理なく続けられる量に調整してください。

直したあとの観察期間

リライトした記事は、結果が出るまでに時間がかかります。検索エンジンが変更を認識し、順位に反映するまでに、数週間から数か月かかることがあります。

観察期間の目安は、少なくとも1か月、できれば2〜3か月です。この間は、同じ記事を何度も直さないようにします。何度も変えると、どの変更が効果をもたらしたのかがわからなくなります。

観察のしかたは、次のとおりです。

  1. リライトした日をメモする
  2. 1か月後、Search Console で、リライト前の同じ長さの期間と比べる
  3. 表示回数、クリック数、平均順位のうち、動いたものを記録する
  4. 変化が少なければ、さらに1〜2か月待つ

頻度を決める手順

自分に合った頻度を決める手順を示します。

  1. 1か月のうち、ブログに使える時間を計算する
  2. その時間を、新しい記事とリライトに配分する(たとえば、7対3)
  3. リライト1本にかかる時間(例:2時間)で割り、本数を出す
  4. 1〜2か月やってみて、無理があれば調整する

たとえば、月に20時間使えるなら、14時間を新しい記事、6時間をリライトに充てます。リライト1本に2時間かかるなら、月に3本です。

数字は目安にすぎません。習慣化することを重視して、少なめのペースから始めても構いません。

頻度よりも大切なこと

頻度を気にしすぎるよりも、次の点を大切にします。

  • 直す記事の選び方が適切か
  • 直した内容が、読者の疑問に近づいているか
  • 結果を記録し、次に活かしているか

月に10本直しても、選び方や直し方が的外れなら、効果は出ません。月に2本でも、根拠をもって直し、結果を確認する作業のほうが、価値があります。

定期的な見直しの日を作る

リライトを習慣にするには、カレンダーに固定の日を作ると効果的です。たとえば、毎週土曜の午前中を、リライトの日にします。気が向いたときだけ行うと、後回しになり、続きません。

頻度を保つための工夫

リライトを続けるうえでの工夫を、いくつか紹介します。

作業を小さく分ける

リライトは、1本に2〜3時間かかる大きな作業に見えます。そのまま取りかかろうとすると、始めるのが億劫になります。「題名と導入文だけ直す」「見出しを1つ追加する」のように、30分で終わる単位に分けると、気軽に着手できます。1本のリライトを複数回に分けて行っても問題ありません。

新しい記事とリライトを交互に行う

新しい記事ばかり書いていると、古い記事が放置されます。反対に、リライトばかりだと、記事数が増えません。1週目は新しい記事、2週目はリライト、というように交互に進めると、両方のバランスがとれます。

リライトの候補をいつも用意しておく

直す記事を探すところから始めると、時間がかかります。月末に、翌月に直す記事を3〜5本選んで、リストにしておくと、作業の日にすぐ取りかかれます。

数字の確認は、月に一度で十分

Search Console の数字を、毎日見ても、判断は変わりません。月に一度、まとめて確認する習慣にすると、数字に振り回されず、落ち着いて判断できます。

頻度を下げてよい時期

ブログの運営は長く続きます。忙しい時期や、気力が落ちる時期もあるでしょう。そんなときは、リライトの頻度を下げて構いません。ゼロにするのではなく、月に1本だけ、題名と導入文を見直す程度に縮めれば、習慣が途切れません。習慣が残っていれば、余裕ができたときに、元のペースへ戻しやすくなります。

頻度の目標を、数字以外でも持つ

本数だけを目標にすると、数をこなすことが目的になりがちです。「今月は、クリック率の低い記事を直す」「来月は、古い情報の記事を直す」のように、テーマを決めて取り組むと、作業に意味が生まれます。テーマごとに結果を比べられるので、どの種類の直しが効果的だったのかも見えてきます。

頻度の見直しは、半年に一度

半年に一度、リライトの頻度とやり方を振り返ります。直した記事のうち、何本で数字が改善したか、どの種類の直しが効いたか、負担は適切だったかを確認します。結果をもとに、頻度や優先順位の基準を調整します。ブログの状況は変わっていくので、頻度の決め方も、その時々に合わせて更新していきます。

振り返りの記録は、表計算ソフトの1枚のシートにまとめると、次の半年の計画を立てるときに見返せます。

頻度の悩みは、続けるうちに自然と解けていきます。最初は少なめのペースで始め、手順に慣れて余裕が出てきたら、本数を増やしてください。無理のない範囲で続けることが、結果として最も多くの記事を改善することにつながります。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. 1か月に、ブログに使える時間を書き出す
  2. 新しい記事とリライトの配分を決め、月のリライト本数を出す
  3. 次のリライトの日を、カレンダーに入れる

決めた本数を、1〜2か月続けてみて、ペースが合っているかを確認してください。