検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Rewriting

書き直し

ブログ記事を削除してよいか判断する基準

目次
  1. 削除を考える前に確認すること
  2. 削除、統合、書き直しの選び分け
  3. 書き直す
  4. 統合する
  5. 削除する
  6. 非公開にする選択肢
  7. 削除するときの手順
  8. 削除したあとの確認
  9. 削除のやりすぎに注意する
  10. 判断のためのチェック表
  11. 削除と評価の関係
  12. 削除した記事の内容を、再利用する
  13. 削除の記録を残す
  14. 削除の判断を急がない
  15. 次にやること

ブログ記事の削除は、「書き直しても改善の見込みがなく」「統合先もなく」「読者にとっても価値がない」場合に限って検討します。アクセスが少ないという理由だけで削除すると、他の記事への導線や、検索エンジンからの評価を失うことがあります。削除の前に、書き直しと統合の選択肢を比べてください。

古い記事が増えてきたブログでは、整理が必要になります。判断の基準を持っておくと、迷いが少なくなります。

削除を考える前に確認すること

記事を削除する前に、次の項目を確認します。

  • 過去3〜6か月の表示回数とクリック数
  • その記事への内部リンクの数と、外部からのリンクの有無
  • 内容が古くなっているか、誤りがないか
  • 同じテーマで、他に統合できる記事がないか

表示回数がほとんどなくても、他の重要な記事から内部リンクが多く貼られている場合は、削除すると導線が切れます。また、他のサイトからリンクされている記事は、削除すると、そのリンクの価値を失います。

削除、統合、書き直しの選び分け

状況に応じて、次のように選びます。

書き直す

テーマの需要があり、記事の質が低いだけの場合は、書き直します。検索語を調べ直し、構成から見直すことで、改善の見込みがあります。

統合する

同じテーマの記事が複数あり、それぞれが薄い場合は、統合します。1本にまとめて充実させるほうが、読者にも検索エンジンにも有益です。

削除する

次のすべてに当てはまる場合は、削除を検討します。

  1. 需要が小さい、または終わったテーマで、書き直す価値が低い
  2. 統合できる記事がない
  3. 内部リンクや外部リンクがほとんどない
  4. 古い情報や誤りがあり、残しておくと読者に悪影響を与える

特に4つ目は、重要です。誤った情報や、現在は通用しない手順を残しておくと、読者に迷惑をかけ、ブログの信頼を損ないます。直せない場合は削除を考えます。

非公開にする選択肢

すぐに判断できない場合は、削除の前に、一度「非公開(下書きに戻す)」にする方法もあります。検索結果には表示されなくなりますが、記事のデータは残ります。数か月様子を見て、問題がなければ削除し、必要になれば復活させられます。

削除するときの手順

削除すると決めたら、次の手順で行います。

  1. 削除する記事に、内部リンクを貼っている記事を探す
  2. それらのリンクを外すか、別の記事への案内に差し替える
  3. 削除する記事のアドレスから、関連性の高い記事へ転送の設定(301リダイレクト)を行う
  4. 記事を削除する
  5. 数日後に、Search Console で、エラーが増えていないかを確認する

関連性の高い転送先がないときは、転送せずに削除して、「404(見つかりません)」の状態にしても構いません。むやみにトップページへ転送すると、検索エンジンに評価されにくいことがあります。

記事が完全に不要になった場合は、「410(削除済み)」という状態を返す方法もあります。設定は、ブログのシステムによって異なるので、公式の案内を確認してください。

削除したあとの確認

削除後は、数週間にわたって次の点を見ます。

  • Search Console のインデックス状況に、不自然なエラーが増えていないか
  • 削除した記事の関連記事の順位が、大きく変動していないか
  • 内部リンク切れが残っていないか

もし、削除後に関連記事の順位が下がった場合は、削除した記事が評価を支えていた可能性があります。記事のデータが残っていれば、内容を整理して再公開することもできます。そのため、削除前に記事の内容を保存しておきます。

削除のやりすぎに注意する

ブログの整理は大切ですが、削除のしすぎは危険です。記事数が減ると、サイト全体の情報量が減り、扱えるテーマの幅も狭まります。アクセスが少ない記事でも、特定の読者には価値がある場合があります。

迷ったときは、削除ではなく、書き直しか統合を選びます。削除は、他の選択肢がなくなってから検討する最後の手段と考えておくと、取り返しのつかない失敗を防げます。

判断のためのチェック表

削除を判断するときは、記事ごとに次の質問に答えると、整理しやすくなります。

  1. 過去6か月の表示回数は、ほとんどゼロか
  2. 内容に、現在も通用しない情報や誤りがあるか
  3. 内容を直せば、読者の役に立つ見込みがあるか
  4. 同じテーマで、統合できる記事があるか
  5. 他の記事や外部のサイトから、リンクされているか

1と2が「はい」で、3から5が「いいえ」の記事は、削除の候補です。3または4が「はい」なら、書き直しか統合を選びます。5が「はい」なら、削除ではなく、転送の設定を含めた慎重な対応が必要です。

削除と評価の関係

少ない表示しかない記事を削除すると、サイト全体の評価が上がる、という話を聞くことがあります。しかし、そうなるかどうかは確かめられていません。削除によって評価が上がると期待して行うのではなく、読者に価値を届けるための整理として行うのが、健全な考え方です。

削除した記事の内容を、再利用する

削除する記事にも、一部に有用な内容があるかもしれません。その内容は、他の記事に取り込めます。削除の前に、使える部分を抜き出して、関連する記事に書き足しておきます。そうすれば、書いた労力が無駄になりません。

削除の記録を残す

削除した記事の題名、アドレス、削除した日、理由、転送先を、表に記録しておきます。後になって、読者や他のサイトからの問い合わせがあったとき、また順位の変動の原因を調べるときに、役立ちます。削除は元に戻しにくい作業なので、記録を丁寧に残す習慣が大切です。

削除の判断を急がない

整理の気持ちが高まると、一度に多くの記事を削除したくなります。しかし、判断を急ぐと、価値のある記事まで消してしまうおそれがあります。一度に削除するのは数本にとどめ、数週間の様子を見てから、次の整理に進みます。慎重に進めるほうが、結果的に安全で、納得のいく整理になります。

整理の目的は、記事数を減らすことではなく、ブログ全体を読者にとって使いやすい状態に保つことです。削除の前後で、サイトの構成がすっきりしたか、読者が迷わず目的の記事にたどり着けるかを振り返ると、整理の価値を確認できます。

削除の判断に迷う記事が出たら、一度非公開にして3か月置いてみると、サイト全体への影響を見ながら決められます。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. Search Console で、過去6か月の表示回数が極端に少ない記事を10本書き出す
  2. それぞれについて、書き直し、統合、削除、非公開のどれが適切かを表に書く
  3. 削除と判断した記事に貼られている内部リンクを、検索して一覧にする

内部リンクの整理まで終えてから、削除に進んでください。