検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Structure

記事の構成

ブログ記事の文字数の目安は何字か

目次
  1. 文字数と順位は直接関係しない
  2. 上位記事の長さの見方
  3. 短い記事で十分な場合
  4. 長い記事が必要な場合
  5. 水増しにならないための考え方
  6. 読みやすさを保つ工夫
  7. 既存の記事の文字数を見直す
  8. 文字数を決める手順の例
  9. スマホで読まれることを前提にする
  10. 公開後に文字数を見直す
  11. 長さに関するよくある疑問
  12. 短い記事は評価されないのか
  13. 長い記事を書くと、順位が上がりやすいのか
  14. 1本の長い記事より、複数の短い記事のほうがよいのか
  15. 次にやること

ブログ記事の文字数に、検索順位を決める正解の数字はありません。目安は、「読者の疑問に答え切れる長さ」です。一般的な解説記事では2,000〜4,000字ほどになることが多いものの、短い質問に答える記事なら1,000字前後で十分な場合もあります。

文字数を目的にして引き延ばすと、中身が薄くなり、かえって読まれなくなります。ここでは、文字数をどう決めるかの考え方を説明します。

文字数と順位は直接関係しない

検索エンジンが、文字数そのものを順位の基準にしているとは、公式には説明されていません。上位の記事が長いことが多いのは、長い記事ほど多くの疑問に答えており、結果的に評価されているためだと考えられます。

つまり、長いから上位に入るのではなく、疑問に十分答えているから、長くなっているのです。同じ内容を伝えるのに、短く的確に書ける記事は、短くても評価されます。

目標とする文字数を決めて、それに合わせて内容を足すと、本来必要のない情報や、同じことの言い換えが増えます。順序は逆で、まず読者の疑問に答える内容を決め、その結果の長さを受け入れる、と考えます。

上位記事の長さの見方

目安をつかむには、狙う検索語の上位記事を見て、長さを比べます。文字数を数えるツールやブラウザの拡張機能を使うと、すぐに確認できます。

上位5〜10本の長さを書き出し、おおよその幅を見ます。たとえば、2,000〜3,500字の範囲に収まっているなら、そのあたりが検索語の疑問に答えるのに必要な分量と考えられます。

ただし、数字だけを真似しないでください。上位の記事が長い理由は、表や手順の説明が多いなど、内容に応じたものです。自分の記事に必要な内容を考え、足りない部分を補う形で長さを決めます。

短い記事で十分な場合

用語の意味、設定方法の一部、短い質問への回答などは、1,000〜1,500字でも十分です。読者は短時間で答えを知りたいので、引き延ばすと、かえって読みにくくなります。

長い記事が必要な場合

手順が多い解説、複数の選択肢の比較、初心者向けの基礎から応用まで扱う記事などは、3,000字を超えることがあります。この場合は、見出しを丁寧につけ、読者が必要な箇所に飛べるようにします。

水増しにならないための考え方

文字数を増やそうとして、次のような書き方をしてしまうことがあります。

  • 同じ内容を、言葉を変えてくり返す
  • 質問と関係の薄い背景や歴史を、長々と説明する
  • 箇条書きの各項目に、中身のない説明を足す
  • 結論に関係のない、一般論や感想を挟む

これらは読者にとって価値がなく、離脱の原因になります。迷ったときは、「この段落がなくても、読者は困らないか」を自問します。困らないなら、削ります。

反対に、足りない記事とは、読者が次に思う疑問に答えていない記事です。手順を書いたのに、つまずきやすい点が書かれていない、選び方を示したのに、選んだあとの確認方法がない、といった状態です。こうした抜けを埋めると、自然に文字数は増えます。

読みやすさを保つ工夫

長い記事ほど、読者が疲れやすくなります。次の工夫で、読みやすさを保ちます。

  1. 段落は1〜3文に収め、適度に改行する
  2. 見出しを使って、話題の区切りをはっきりさせる
  3. 手順や項目は、箇条書きや番号つきの一覧にする
  4. 表は、短い言葉だけで1記事に1つまでにする

スマホで読む人が多いため、画面で見たときに文字がぎっしり詰まって見えないかを、公開前に確認します。

既存の記事の文字数を見直す

すでに公開した記事で、順位が伸びない記事があれば、文字数を調べます。上位記事より極端に短い場合は、読者の疑問に答え切れていない可能性があります。逆に、極端に長い場合は、不要な部分を削ることで、読みやすくなることがあります。

見直すときは、文字数ではなく、内容の過不足を基準にします。足りないものを足し、不要なものを削る作業を、リライトの一環として行います。

文字数を決める手順の例

実際に文字数を決める手順を、例で示します。「ブログ リライト 頻度」という検索語の記事を書くとします。

  1. 検索して上位5本の長さを調べる。1,500〜2,800字の幅だとわかる
  2. 見出しを書き出し、共通する内容を確認する。「目安の本数」「サイトの規模による違い」「頻度より優先すべきこと」が共通している
  3. 自分の記事に入れる内容を決める。共通する3つに加え、「頻度を決めた後の記録のつけ方」を足す
  4. 内容に必要な長さを見積もる。1つの見出しにつき400〜500字として、5つで2,000〜2,500字になる

この手順で出た長さが、狙うべき分量です。数字を先に決めるのではなく、内容から長さが決まります。

スマホで読まれることを前提にする

多くの読者がスマホで記事を読みます。画面が小さいため、同じ文字数でも、パソコンより長く感じられます。3,000字の記事は、スマホでは画面の何十回分にもなります。そのため、見出しを多めに入れ、段落を短くして、スクロールしながらでも位置がわかるようにします。

公開後に文字数を見直す

公開後、順位が伸び悩む記事は、競合より内容が薄い可能性があります。Search Console で、どんな検索語で表示されているかを確認し、その語に関する内容が足りているかを見直します。足りない部分を足すリライトが、文字数を増やす正しい方法です。

長さに関するよくある疑問

短い記事は評価されないのか

短いこと自体が不利になるわけではありません。ただし、読者の疑問に答え切れていない短さは、評価されにくくなります。答えが尽きた時点で終えるのが、読者にとって最も親切です。

長い記事を書くと、順位が上がりやすいのか

長さが直接の理由で順位が上がる、とは言えません。上位の記事が長いのは、必要な内容を網羅しているからです。必要のない部分を足すだけでは、効果は見込めません。

1本の長い記事より、複数の短い記事のほうがよいのか

テーマが大きい場合は、分割して複数の記事にしたほうが、読者の疑問に的確に答えられることがあります。ただし、細かく分けすぎると、記事同士が競合したり、一本一本の内容が薄くなったりします。分けるか迷ったら、検索語が別々かどうかで判断します。検索語が違うなら、別の記事にします。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. 次に書く記事の検索語で、上位5本の文字数を調べる
  2. 上位記事の見出しを比べ、自分の記事に足りない内容がないか確認する
  3. 書き終えた記事の各段落に、「なくても困らないか」を問い、あれば削る

文字数は、結果として決まる数字です。読者の疑問に答える内容を、過不足なく書くことを優先してください。