検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Keywords

キーワード選び

キーワードの難易度を自分で見積もる方法

目次
  1. 難易度に影響する要素
  2. 上位10件を見て点数をつける
  3. 順位がつきやすい検索結果の特徴
  4. 難易度が高い語を、攻略する方法
  5. 語を具体的に分ける
  6. 周辺の記事から先に積み上げる
  7. 数か月後に再挑戦する
  8. 見積もりの落とし穴
  9. 見積もりを記録して、精度を上げる
  10. 有料ツールを使うかの判断
  11. 難易度と書く順番の関係
  12. 見積もりを誰かと共有する
  13. 難易度の低い語だけを追わない
  14. 次にやること

キーワードの難易度は、有料ツールの数字がなくても、検索結果を自分で見れば見積もれます。見るのは、上位に並ぶサイトの種類、記事の質、そして記事が検索意図に合っているかの3点です。この3点を見るだけで、「いまのブログで狙えるか」の判断がつきます。

ツールが表示する難易度の点数は、他サイトからのリンクの数などをもとに計算されています。あくまで参考であり、実際の勝ちやすさは、読者の意図に合った記事を書けるかにも左右されます。

難易度に影響する要素

検索結果の順位は、さまざまな要素で決まります。難易度を左右する主な要素は次のとおりです。

  • サイトの信頼性:運営の長さ、他のサイトから参照されている量、専門性
  • 記事の質:読者の疑問に答える深さ、情報の新しさ、読みやすさ
  • 意図の合致:その検索語で求められている内容に合っているか
  • 競合の数:同じ語を狙っている記事の多さ

新しいブログは、サイトの信頼性ではどうしても不利です。そのぶん、記事の質と意図の合致で勝負することになります。つまり、記事の質と意図の合致で差をつけられるキーワードが、新しいブログにとって難易度の低いキーワードです。

上位10件を見て点数をつける

検索結果の上位10件を見ながら、次の4項目に1点ずつ付けます。ただし厳密な基準ではなく、自分なりの目安です。

  1. 上位10件のうち、公的機関・大手メディアが5件以上ある(あれば1点)
  2. 上位記事の多くが、冒頭で疑問に直接答えている(あれば1点)
  3. 上位記事の更新日が、ほとんど1年以内である(あれば1点)
  4. 上位の記事が、見出しの構成も丁寧で、図や例が豊富(あれば1点)

合計の点が高いほど、難易度が高いと見積もります。0〜1点なら、新しいブログでも狙いやすい語、3〜4点なら、いまの段階では見送るか、より具体的な語に分ける語と考えます。

この点数は、自分の判断を記録するためのものです。数か月後に結果を見て、見積もりが合っていたかを振り返ると、判断の精度が上がっていきます。

順位がつきやすい検索結果の特徴

経験的に、新しいブログが入り込みやすい検索結果には、いくつかの特徴があります。

  • 個人ブログや小規模サイトが、上位に混ざっている
  • 質問サイトの回答が、上位に出ている
  • 上位記事の情報が古く、現在の状況と食い違っている
  • 検索意図が割れていて、どの記事も部分的にしか答えていない

特に、質問サイトの回答が上位に出ている場合は、検索エンジンが「十分に答える記事が見つかっていない」と判断している可能性があります。丁寧に書いた記事が評価される余地があります。

難易度が高い語を、攻略する方法

難易度の高い語でも、すぐに諦める必要はありません。次の方法で、入り込む道を探せます。

語を具体的に分ける

大きな語を、状況や対象で分けます。「ブログ 書き方」を「ブログ 書き方 初心者 スマホ」のように絞ると、競合の顔ぶれが変わります。

周辺の記事から先に積み上げる

大きな語の周辺にある、小さな語の記事を先に10本ほど書きます。同じ分野の記事が増えると、サイト全体が分野の専門的なサイトとして評価されやすくなります。そのあとで、大きな語の記事に取りかかります。

数か月後に再挑戦する

サイトの記事数と、他サイトからの参照が増えたら、以前は届かなかった語にも手が届くようになります。見送った語は表に残しておき、数か月おきに見直します。

見積もりの落とし穴

見積もりには、避けたい落とし穴があります。

  • 自分が書きやすい語を、難易度が低いと思い込んでしまう
  • 検索結果を一度しか見ず、時期による変動を見落とす
  • 難易度だけで選び、読者の悩みの切実さを見ない

難易度が低くても、読者が少なければ成果になりません。逆に、難易度が高くても、自分にしか書けない切り口があれば、挑む価値があります。

見積もりを記録して、精度を上げる

見積もりは、一度やって終わりにせず、記録して振り返るほど精度が上がります。表計算ソフトに、次の列を用意します。

  • 検索語
  • 見積もった点数と日付
  • 記事の公開日
  • 公開から1か月後、3か月後の順位

3か月後の順位が、見積もりと大きくずれていたものを確認します。「低い難易度」と見積もったのに順位が上がらなかった記事は、何を見落としていたかを考えます。多くの場合、検索意図の読み違いか、記事の中身の浅さが原因です。反対に、「高い難易度」と見積もったのに上位に入った記事は、どこが評価されたかを分析します。

有料ツールを使うかの判断

有料ツールは、多くの語を一度に調べたいときに役立ちます。ただし、記事数が少ない段階では、手作業の見積もりで十分に間に合います。まずは検索結果を自分の目で見る習慣を作り、必要を感じたときにツールを検討する順番がよいでしょう。ツールの機能や料金は変わるので、使う前に公式の最新情報を確認してください。

難易度と書く順番の関係

難易度の見積もりは、書く順番を決めるためにも使えます。おすすめは、まず難易度の低い語で5〜10本の記事を書き、サイトが検索結果に載る経験を積むことです。記事が検索結果に表示され始めると、Search Console にデータが貯まり、読者がどんな言葉で訪れているかが見えてきます。そのデータを手がかりに、次はやや難易度の高い語へ進みます。

反対に、最初から難易度の高い語に挑むと、結果が出るまでに時間がかかり、気持ちが続かなくなることがあります。小さな成功を積み重ねる順番にすると、継続しやすくなります。

見積もりを誰かと共有する

可能であれば、同じようにブログを書いている仲間と、見積もりを見せ合うのも有効です。自分では「簡単そう」と見ていた語に、他の人が「大手が強い」と指摘してくれることがあります。反対に、避けていた語に、思わぬ隙があると教えてもらえることもあります。

一人で運営していても、読者の視点を持つために、検索結果を家族や友人に見せて、「どの記事を開きたいか」を聞いてみる方法があります。人が開きたくなる記事の特徴を知ると、自分が書く記事の質を上げる手がかりになります。

難易度の低い語だけを追わない

難易度の低い語ばかりを狙うと、需要の小さい記事ばかりが並びます。ブログ全体の訪問者を増やすには、小さな語の記事を積み上げながら、ときどき少し背伸びした語にも挑戦する配分が現実的です。目安として、10本のうち7本は低め、2本はふつう、1本は高めの語に割り当てると、結果を見ながら少しずつ幅を広げられます。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. 候補のキーワードを5つ選ぶ
  2. それぞれの検索結果を開き、上の4項目で点数をつける
  3. 0〜1点の語から順に、記事の構成を考え始める

数が増えてきたら、点数と実際の順位を表に並べて記録しておきます。見積もりと結果の差を見ることが、判断力を育てる一番の近道です。