検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

Structure

記事の構成

ブログの見出しのつけ方と、h2・h3の使い分け

目次
  1. 見出しの役割を整理する
  2. h2 と h3 の使い分け
  3. タイトル(h1)は本文に書かない
  4. わかりやすい見出しの書き方
  5. 具体的な言葉を使う
  6. 検索語を自然に入れる
  7. 長さは15〜30字を目安にする
  8. 形をそろえる
  9. 見出しでよくある失敗
  10. 見出しを書き終えたあとの確認
  11. 見出しの例を、直す前と後で見る
  12. 見出しを疑問文にするかどうか
  13. 見出しだけで拾い読みされる前提で書く
  14. スマホで見たときの見出しの見え方
  15. 次にやること

ブログの見出しは、「見出しだけを読んで記事の流れがわかる」ようにつけるのが基本です。大きな章を h2、その中の細かい話題を h3 とし、階層を守って使い分けます。見出しは、読者が記事をざっと眺めて、読む場所を選ぶための道しるべになります。

検索エンジンも、見出しを手がかりに記事の構造を理解しています。読者にも検索エンジンにも伝わりやすい見出しをつけることが、記事全体の評価につながります。

見出しの役割を整理する

見出しには、大きく3つの役割があります。

  • 読者に、記事の全体像を伝える
  • 読者が、知りたい部分に素早くたどり着けるようにする
  • 検索エンジンに、記事の構造と話題を伝える

特に、スマホで読む人は、画面をスクロールしながら見出しを拾い読みして、読む場所を決めています。見出しだけで内容が想像できれば、読者は必要な場所にたどり着けます。逆に、「ポイント」「その1」のような曖昧な見出しでは、何が書いてあるのかわからず、離脱の原因になります。

h2 と h3 の使い分け

h2 は記事の大きな章、h3 はその章の中の小さな話題に使います。本が「章」と「節」に分かれているのと同じ関係です。

ブログ記事の場合、h2 は4〜7個が目安です。それより少ないと、章が長くなって読みにくくなります。多すぎると、記事の焦点がぼやけます。

h3 は、h2 の下で話題が2〜3つに分かれるときに使います。h3 が1つだけ、ということは避けます。1つしかないなら、h3 にせず、h2 の本文として書けば足ります。

また、h2 の次に突然 h4 を使うなど、階層を飛ばさないようにします。階層が飛ぶと、読み上げソフトを使う人や検索エンジンが、構造を正しく把握できなくなります。

タイトル(h1)は本文に書かない

記事のタイトルは、ブログのシステムが自動的に h1 として表示するのが一般的です。本文の中で h1 を使うと、h1 が複数になり、構造が崩れます。本文は h2 から始めます。

わかりやすい見出しの書き方

見出しを書くときは、次の点を意識します。

具体的な言葉を使う

「基本の考え方」より「見出しは具体的に書く理由」、「注意点」より「見出しが長すぎるときの直し方」のように、章の内容が読み取れる言葉を選びます。

検索語を自然に入れる

見出しにも、記事の検索語や関連する語を自然に入れます。ただし、語を無理に詰め込むと、不自然で読みにくくなります。読者が読んで違和感のない範囲で入れます。

長さは15〜30字を目安にする

長すぎる見出しは、スマホで折り返されて読みにくくなります。短すぎると意味が伝わりません。15〜30字ほどに収めると、ちょうどよい長さです。

形をそろえる

同じ階層の見出しは、文の形をそろえると読みやすくなります。たとえば、「〇〇の方法」で統一するか、「〇〇するとき」で統一するか、いずれかにします。ばらばらだと、記事に統一感がなくなります。

見出しでよくある失敗

見出しで起こりがちな失敗を、5つ挙げます。

  1. 見出しが抽象的で、内容が想像できない(例:「ポイント」「まとめ」)
  2. 毎回、見出しが「〇〇とは?」の形になっている
  3. 見出しの下の本文が、見出しと関係ない内容になっている
  4. 見出しの数が多く、1つの章が数行で終わってしまう
  5. 装飾のために、見出しタグを本文の強調として使っている

5つ目は、特に注意が必要です。文字を大きくしたいという理由で見出しタグを使うと、構造が不自然になります。強調したいだけなら、太字などの装飾を使います。

見出しを書き終えたあとの確認

見出しを書いたら、見出しだけを上から読みます。そのうえで、次の3点を確認します。

  • 記事の流れがつかめるか
  • 読者の疑問に答える順番になっているか
  • 同じ意味の見出しが重複していないか

見出しの確認は、記事を書く前に構成を作る段階でも、書き終えた後でも行います。書き終えたあとに見直すと、本文の内容が変わっていたために、見出しが合わなくなっている箇所に気づけます。

見出しの例を、直す前と後で見る

実際の見出しを、直す前後で比べてみます。

  • 直す前:「ポイント」→ 直した後:「見出しは15〜30字に収める」
  • 直す前:「注意点」→ 直した後:「h3を1つだけ使うのは避ける」
  • 直す前:「リライトとは?」→ 直した後:「リライトで直すのは、題名・見出し・本文の3か所」
  • 直す前:「メリット」→ 直した後:「内部リンクを貼ると、読者が回遊しやすくなる」

直した見出しには、共通点があります。章を読む前に、その章で何がわかるかを読者が予想できる点です。直す前の見出しは、どの記事にも使い回せますが、直した後の見出しは、その記事にしか使えません。

見出しを疑問文にするかどうか

疑問文の見出しは、読者の疑問に答える形を示せる利点があります。ただし、毎回使うと単調になり、AI が量産した文章のような印象を与えることがあります。疑問文は、記事の中で1〜2か所にとどめ、ほかは名詞や動詞で終わる形を混ぜます。

見出しだけで拾い読みされる前提で書く

多くの読者は、記事を頭から順に読まず、見出しを拾いながら読む場所を探します。見出しの中に、答えの一部を入れておくと、拾い読みでも価値が伝わります。たとえば、「見出しは15〜30字」のように、数字や結論を見出しの中に入れると、見出しを読むだけで要点がつかめます。

スマホで見たときの見出しの見え方

読者の多くはスマホで記事を読むため、見出しがスマホ画面でどう見えるかを意識します。画面幅が狭いと、30字を超える見出しは2〜3行に折り返され、見出しが本文より目立ちすぎることがあります。

また、見出しの直後に長い箇条書きや表を置くと、画面が見出しと表だけで埋まり、本文との境目がわからなくなります。見出しの直後には、その章の要点を一文で述べる段落を置くと、読者は章の全体像をつかんでから詳細に進めます。

公開前に、スマホの実機かブラウザのプレビューで、見出しの折り返しや余白を確認します。パソコンで読みやすい記事が、スマホでも同様に読みやすいとは限りません。直すときは、見出しを短くするか、言葉を入れ替えて、1〜2行に収まるようにします。

見出しは、記事を公開したあとも直せます。Search Console で、記事が表示されている検索語を確認し、その語が見出しに入っていない場合は、関連する章の見出しに自然に加えることを検討します。検索語を入れた見出しは、読者が求めている内容がその章にあると、検索エンジンにも伝えます。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. 最近書いた記事から1本を選び、見出しだけを書き出す
  2. 見出しだけで流れが伝わるか、曖昧な見出しがないかを確認する
  3. 曖昧な見出しを、具体的な言葉に書き換える

書き換えた見出しは、公開済みの記事にも反映できます。数週間後に、滞在時間などの数字を見て、変化があったかを確認してください。