検索から読まれ続けるブログの作り方を、キーワード選び・構成・書き直しまで解説します。

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検索順位が下がった原因の調べ方と対処

目次
  1. まず、本当に下がったのかを確認する
  2. 下がった時期と範囲を特定する
  3. 時期を見る
  4. 範囲を見る
  5. 技術的な問題を除外する
  6. 検索結果側の変化を調べる
  7. 原因別の対処
  8. 競合の記事が強くなった
  9. 情報が古くなった
  10. 検索意図が変わった
  11. 原因が見つからない
  12. 順位の変動とのつきあい方
  13. 検索エンジンの更新があったとき
  14. 順位が下がった記事を、読者の目で見直す
  15. 次にやること

検索順位が下がったときは、すぐに記事を書き換えず、「いつから」「どの範囲で」「何が変わったか」の順に原因を調べます。順位は日々小さく動くもので、数日の変動は自然なことです。調べずに手を入れると、問題のなかった部分まで変えてしまい、かえって悪化させることがあります。

ここでは、原因を切り分ける手順と、パターンごとの対処を説明します。順位が動く仕組みは公開されていない部分が多く、断定できないことも多いので、確かめられる事実を一つずつ積み上げる進め方をとります。

まず、本当に下がったのかを確認する

順位の確認は、検索のたびに結果が変わる点に注意が必要です。自分で検索して見た順位は、ログイン状態や位置情報、検索履歴の影響を受けます。数字で確認するなら、Search Console の平均順位を使います。

確認するポイントは次のとおりです。

  • 比べる期間を、同じ長さにそろえる(直近4週間と、その前の4週間など)
  • 1日だけの数字でなく、週単位の推移を見る
  • 検索語ごとの順位を見て、全体の平均だけで判断しない

平均順位は、新しい検索語で表示され始めると、見かけ上下がることがあります。たとえば、以前は3位で表示されていた語に加えて、新しく40位で表示される語が増えれば、平均は下がります。個別の検索語を見て、主要な語の順位が実際に下がっているかを確かめてください。

下がった時期と範囲を特定する

次に、いつ、どの範囲で下がったのかを調べます。

時期を見る

Search Console の期間を広げて、グラフの形を見ます。急に下がったのか、じわじわ下がったのかで、考えられる原因が違います。急な低下は、サイトの技術的な問題や、検索エンジンの仕組みの更新が関係していることがあります。緩やかな低下は、競合の記事が増えたり、情報が古くなったりした影響が多いでしょう。

範囲を見る

サイト全体の記事が一斉に下がったのか、特定の記事だけが下がったのかを確認します。

  • 全体が下がった:サイト全体の評価、技術的な問題、検索エンジンの更新が疑われる
  • 一部のテーマだけ下がった:そのテーマの競合が強まった、または需要が減った
  • 1本の記事だけ下がった:その記事の内容、競合、検索意図の変化が疑われる

範囲が絞れれば、調べる対象も絞れます。

技術的な問題を除外する

順位の低下の前に、サイトに技術的な問題が起きていないかを確認します。

  1. Search Console の「ページ」や「インデックス」の項目で、エラーが増えていないか
  2. サイトが正常に表示されているか。表示が極端に遅くなっていないか
  3. 記事のアドレスを変更していないか、転送の設定が壊れていないか
  4. 誤って、検索結果に表示させない設定(noindex など)を入れていないか

ブログのテーマやプラグインを更新した直後に順位が下がった場合は、それらの変更が原因の可能性もあります。変更した日と、順位が下がった日を照らし合わせてみます。

Search Console にセキュリティ上の問題や、手動による対策の通知が届いていないかも確認します。通知があれば、その内容に従って対応します。

検索結果側の変化を調べる

技術的な問題がなければ、検索結果の側を調べます。下がった記事の検索語で検索し、次の点を確認します。

  • 上位に、新しい記事が入っていないか
  • 上位記事の型が、以前と変わっていないか(手順の記事から、比較の記事へなど)
  • 検索結果の上部に、新しい表示(質問欄、動画、地図など)が増えていないか
  • 自分の記事より、上位の記事のほうが、情報が新しくなっていないか

検索結果の様子が変わっているなら、順位の低下は、自分の記事が悪くなったのではなく、相対的な位置が変わったのが理由です。この場合の対処は、検索意図の変化に合わせた記事の見直しになります。

原因別の対処

調べた結果に応じて、次のように対処します。

競合の記事が強くなった

上位記事の内容を確認し、自分の記事に足りない内容を補います。情報の鮮度、答えの深さ、読みやすさのいずれかで劣っていないかを見ます。

情報が古くなった

事実や数字を最新に更新し、更新日を変更します。古い情報に基づく記述は、削るか、最新の内容に書き換えます。

検索意図が変わった

上位記事の型に合わせて、構成を見直します。題名と導入文も、新しい意図に答える形に変えます。

原因が見つからない

小さな変動は、検索エンジンの通常の動きによることもあります。1〜2か月様子を見て、回復するか確認します。その間に、記事の質を高める地道な改善を続けます。

順位の変動とのつきあい方

順位は、記事を直していなくても、日々上下します。検索エンジンが、新しい記事を取り込んだり、評価の仕組みを調整したりするためです。数日の小さな変動に一喜一憂すると、必要のない修正を重ねてしまいます。

目安として、1〜3位ほどの上下は日常的な揺れと考え、2週間以上にわたって10位以上の低下が続く場合に、原因の調査に入ります。この基準は一般的な考え方であり、ブログの規模や分野によって変わります。自分のブログの普段の揺れの幅を、数か月観察して把握しておくと、異常を見分けやすくなります。

検索エンジンの更新があったとき

検索エンジンは、評価の仕組みを調整する更新を、年に数回行うことが知られています。更新の時期には、サイト全体の順位が動くことがあります。更新の情報は、検索エンジンの公式な発表で確認できます。

更新の直後に順位が下がったとしても、すぐに大きな修正をしないでください。更新の影響は、数週間かけて落ち着くことがあります。落ち着いたあとの状態を確認してから、記事の質を高める地道な改善に取り組みます。

順位が下がった記事を、読者の目で見直す

調査で原因が特定できないときは、記事を読者の目で読み直します。検索語の疑問に、冒頭で直接答えているか。古い情報や、わかりにくい説明が残っていないか。上位の記事にあって、自分の記事にない内容は何か。順位の低下は、読者にとっての価値が相対的に下がったことの表れである場合が多いので、記事の質を見直す姿勢が、最も確実な対処になります。

調査の結果は、日付とともにメモに残しておきます。次に似た状況になったとき、過去の記録が判断を助けてくれます。

次にやること

今日できる作業を挙げます。

  1. Search Console で、直近4週間とその前の4週間を比べ、順位が下がった検索語を5つ書き出す
  2. 下がった範囲が、サイト全体か、一部の記事かを判断する
  3. 一番影響の大きい記事の検索語で検索し、上位記事の様子を5分間観察する

この3つで、原因の見当がつきます。見当がついてから、必要な直しを選んでください。